火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)
本書のテーマを一言で言えば、《科学の発達による、人間の精的荒廃への警告》という所だろう。若い頃は古臭い作品だと思っていたのだが、今読むと、ブラッドベリの警告の正しさに、思わず慄然としてしまう。20世......
10月はたそがれの国 (創元SF文庫)
昔、翻訳物ばかり読んでいたころ、好きだった。今、手元にある本はボロボロになっている。「みずうみ」も好きだが、一番は「大鎌」。もしかしたら、あるかもしれないと思わせるところが著者の力量なのだろうが、......
たんぽぽのお酒 (ベスト版文学のおくりもの)
懐かしさを文字にするとこんな感じ。
この本はなぜか読まないまま過ごして来た。レイの本は相当に読んでいるんだけどなぁ。タイミングを外したような。「さよなら僕の夏」というまさに続編が登場したので、この機......
猫のパジャマ
今年で御歳88歳のブラッドベリの最新短編集(上梓したのは2004年だけど)。
いやもう、「ピンピンしているし、書いている」なんて
ユーモアとアイロニーたっぷりな序文タイトルに、読む側は降参するしかな......
20世紀SF〈2〉1950年代―初めの終わり (河出文庫)
古典的な「ひる」に「終わりの日」と名作ぞろいだが、個人的なベストはゼナ・ヘンダースンの「なんでも箱」。子供の「ときめき」を描かせたら右にでる者がいない著者の代表作だが、日本ではこの作品を収録した短編......
華氏四五一度 (ハヤカワ文庫 NV 106)
新聞記事より現代社会を映しているのでは、と思わせる小説。
本を持つことは罪、
本は焼かれ、読んだ人は焼かれ
人は単純な快楽をめる世界
本書の世界が想像のものだとはいえないのがとても残念。
一度は......
さよなら僕の夏
ファンタジーと言うよりは、ノスタルジーを感じた。それはブラッドベリ作品そのものでもあり、作品の描く古き良き時代にでもある。
少年と老人たちの「戦争」と呼ぶ些細な諍いと和解を中心に、少年が異性に目......
二人がここにいる不思議 (新潮文庫)
ブラッドベリのイメージとして、少年、サーカス、宇宙、死、季節、などのキーワードが思い浮かぶ。でも、この短編集はこれまでとは少し違う。いつものようにSFファンタジーの物語も多いのだけれど、そんな要素の......
ウは宇宙船のウ【新版】 (創元SF文庫)
俺の大好きな推理漫画家・加藤元浩が完結させている作品『ロケットマン』の最初の事件で題名が出てきた本である。漫画では『RはロケットのR(原題:R IS FOR ROCKET)』というタイトルで紹介さ......
何かが道をやってくる (創元SF文庫)
10月の終わり。万聖節前夜。小さな都市の、ごく普通の父と子が、悪魔のカーニヴァルと激しい戦いを繰り広げます。40年に一度、十月に彼らは人間の魂を収穫に来るのです。黒い魔術を使う無敵の相手に対して、親......
黒いカーニバル (ハヤカワ文庫 NV 120)
収録作品です。
黒い観覧車
詩
旅人
墓石
青い壜
死人
ほほえむ人びと
死の遊び
時の子ら
全額払い
監視者
再開
刺青の男
静寂
乙女
夜のセット
音
みずうみ
巻貝
棺
ダドリィ・ストーンの......
地球の静止する日―SF映画原作傑作選 (創元SF文庫)
SF映画の原作(とされてる)短編数編を日本で
編集したアンソロジー本。
ファンにはたまらない作品が目白押し。
特に、巻末数十ページに収録されている、
映画「Destination:Moon」(邦題:......
メランコリイの妙薬 (異色作家短篇集)
タイトルに惹かれて買ってみたんですが、予想とは違い退屈です。
怪奇でも、幻想でもない。どちらかというとメルヘン。
何やら詩人の書きそうな文句が出てきますが、理解不能で文体におもしろさもない。単なる心......
刺青の男 (ハヤカワ文庫 NV 111)
ブラッドベリの作品の持つガラスのように硬質で透明な世界が存分に味わえる短編集。ある暑い夏、一人の若者が全身に刺青を入れた男に出会う。夜になり、男が眠り刺青が月明かりに照らされる時、体中に彫られた刺青......
塵よりよみがえり (河出文庫)
この10年位のブラッドベリの作品からは、かつての「10月はたそがれの国」のような幻想感が全く失われてしまったように思います。退屈そのものです。最愛なるブラッドベリ氏の最新長篇(短篇合併作)。
満遍......
夜をつけよう
夜を愛するレイ・ブラッドベリから、暗闇を怖がってる子供へのメッセージ、"夜を好きになって"。 "夜を怖がるな","夜でも平気になれ"って、言ってるのではありません。暗闇を恐れることが出来ない子供は......
解放 (Little Selectionsあなたのための小さな物語)
三つの短編と一つのマンガが入っています。どれも示唆に富んでいます。どの作品にも同じ作者の他の作品を読みたい気持ちにさせられました。私が一番好きなのは、川原泉のマンガ『森には真理が落ちている』です。あ......
スは宇宙(スペース)のス (創元SF文庫)
あるところに、自分は魔女であると信じている、おばあさんがいました。いつの日か魔法が成功して、若さと美しさ取りもどすと、信じているのでした。しかし、ひとりぼっちの生活がさみしくてなりません。おばあさん......
塵よりよみがえり
とてもとても80の坂を越えた人が書いた作品とは思えない。流石は「宇宙世界の抒情詩人」だと改めて感じた。言葉のひとつひとつは実際は魔力を宿している、私はブラッドベリに関してこれを信じる事にした。風をす......
緑の影、白い鯨
グレゴリー・ペックの出ていた「白鯨」という映画の脚本を、ブラッドベリが書いていたとは知りませんでした。
アイルランドでの執筆中におこる数々の出来事や出会った個性的な面々を描いています。
特に酒場で......
ボヴァリー夫人 (新潮文庫)
最近読んだ本で誰かが書いていたように
”登場人物の誰にも共感できない小説”である。
ストーリーは単純で裕福な人妻が、プレイボーイの男や
若い男によろめく話である。
予想外の展開もなければ感動時なシ......
感情教育〈下〉 (岩波文庫)
主人公の性格は、一言で言って「浮薄」。バルザックやロシア文学の主人公のような強迫観念じみた激しい感情=思想=理想が無いのがこの人の特徴。いつの時代にも、どこにでもいる人物。何らかの理念と繋がっている......
感情教育〈上〉 (岩波文庫)
フローベールらしいいかにも優美で音楽的な文体だが、主人公のキャラクターがボヴァリー夫人ほどくっきりと際立っていないのが難点だろうか。しかしいずれにしても「ボヴァリー夫人」と並ぶ、フローベールの名作で......
ボヴァリー夫人
絵本だっていうんで最初は内心ちょっとバカにしてたんですけど、とっても感動しました。購入して本当に良かったと思います。長編ではないのですぐに読めてしまうのでもう数回読み返しましたが読み返す度に感動に浸......
紋切型辞典 (岩波文庫)
アイスクリームが危険だとか、アイスクリーム屋はみんなナポリ生まれだとか・・・「なんだ、これは!?」という記述が満載の本書。この当時のフランス人が少なからず持っていたであろう、「ヨーロッパで、いや世界......
ボヴァリー夫人 (下) (岩波文庫)
写実主義文学の傑作といわれる本書はまた、あらゆる小説表現法の宝庫でもある。現状に満たされることなく常に遠くの希望を見つめる女、その希望が幻想でしかないということに例え気がついたとしても認められない彼......
ボヴァリー夫人 (上) (岩波文庫)
写実主義文学の傑作といわれる本書はまた、あらゆる小説表現法の宝庫でもある。現状に満たされることなく常に遠くの希望を見つめる女、その希望が幻想でしかないということに例え気がついたとしても認められない彼......
三つの物語 (岩波文庫)
「素朴な女」は作者が幼い頃フロベール家に入った女中のジュリーをモデルにしているらしい。派手な筋立てとは無縁だが穏やかな余韻にしんみりさせられる。
「聖ジュリヤン伝」はルーアンの大聖堂のステンドグ......
決定版 第二の性〈1〉事実と神話 (新潮文庫)
思想家としてのボーヴォワールの読みやすい訳本。まぁ、とりえあず、地道な研究成果が反映された翻訳であるので、オススメ。作者シモーヌ・ド・ボーボワールはJ.P.サルトルの結婚していない妻だった人。男子......
決定版 第二の性〈2〉体験(下) (新潮文庫)
ボーヴォワール本人は産みも育てもしていません。養子はとったみたいだけれど。○産みもしないで「女に生まれない」と言い、○産んだ子を育てもしないで「女になるのだ」と言う。そんな「嘘つき」になるのに、どん......
人間について (新潮文庫)
半世紀も昔に流行した実存主義哲学についてのボーヴォワール女史の往年のエッセー。いまでも安価な文庫本で読み継がれているなんて、この国のお寒い出版の現況において、なかなか大変なことではないだろうか。改......
決定版 第二の性〈2〉体験(上) (新潮文庫)
作者シモーヌ・ド・ボーボワールはJ.P.サルトルの結婚していない妻だった人。男子校の高校生だった僕は高校生のときこの本を読み、随分衝撃を受けました。「人は女に生まれない、女になるのだ」の下りで始まる......
第二の性 LE DEUXIEME SEXE
女性が男性のためにどれだけ劣らなければならないのか。そうしている事で社会がどれだけ安心してきたことか。この愚かしい事実に気付かせてくれただけでも意味がある一冊です。
賢いことに対する偏見、差別を全て......
老い 下
どんなに美しく年老いるのか。母は、姉は、私は・・・・。20代の頃に何気なく読みすごした本でしたが、目の前に年齢を実感できる年頃になった今は、簡単に読んでしまってはいけない気がします。...
娘時代 (ある女の回想 (1))
大好きです。 自由を得るためには困難にも立ち向かうのです。「名」はいらないのです。泣いても、泣いてもいいのです。人間は、女も男も平等なのです。ボーヴォワールの娘時代のこの小説は、私たちにも、勇気をく......
決定版 第二の性〈1〉事実と神話
女性がなぜ抑圧されねばならなかったのか。それは必然ではないことを、本書は教えてくれる。注目すべきは著者の、他を卓越した考察力によって次々と明らかにされていく事実である。生物学、歴史学、文学、心理学等......
第二の性 1 (1) (新潮文庫 ホ 4-5)
サルトルと交友のあったボーヴォワール。この本には女とは、女性の生き方とは何か・・が書かれていました。少し哲学的な感じもしましたが、こんな時代に読んでおきたい一冊ですね。...
ネームドロッパー 下巻 (3) (新潮文庫 フ 13-59)
ハーヴェイ・ジョーダンはプロのネット詐欺師。他人の個人情報を盗み出して、本人になりすまし、ネット上から財産を騙し取るのを生業としている。そんな彼は、ひと仕事終えて南フランスへヴァカンスに訪れた。そこ......
ネームドロッパー (上) (新潮文庫 (フ-13-58))
ハーヴェイ・ジョーダンはプロのネット詐欺師。他人の個人情報を盗み出して、本人になりすまし、ネット上から財産を騙し取るのを生業としている。そんな彼は、ひと仕事終えて南フランスへヴァカンスに訪れた。そこ......
殺人にうってつけの日 (新潮文庫 フ 13-57)
ブライアン・フリーマントルの、“裏切りと復讐”をテーマとしたノン・シリーズ作品。
ジャック・メイソンはCIAの元敏腕工作員。彼はKGB部員ソーベリに自国の情報を流していたかどで15年間を獄中で過ご......
トリプル・クロス 巻 (1) (新潮文庫 フ 13-55)
米国、ロシア両国の捜査官が絡むシリーズ…
今回はロシアのマフィアが“世界同盟”を画策し、色々とやらかす…それを追う米国のカウリーとロシアのダニーロフ…殊にダニーロフは、愛していたラリーサを悪徳警官を......
トリプル・クロス 下巻 (3) (新潮文庫 フ 13-56)
ロシア、イタリア、アメリカと3地域のボスが暗躍する中、米国のカウリー、ロシアのダニーロフ、更にドイツの捜査局も巻き込んだ捜査が展開される…なかなか読ませる…
カウリーやダニーロフと言った主要キャラク......
消されかけた男 (新潮文庫―チャーリー・マフィンシリーズ (フ-13-1))
フリーマントルが相変わらず達者で、この夏(2008年)もまた新潮文庫から新しい作品が出ている。思わず、「まだやってるのん?!」
しばらく彼の作品から遠ざかっていたこともあり、久しぶりに、日本初紹......
別れを告げに来た男 (新潮文庫 フ 13-2)
フリーマントルの最高傑作。ロシアから数ヶ月前に亡命した科学者。それを追うかのように、またロシアからの亡命科学者が。彼の目的は、先の亡命者の暗殺か、あるいは単なる亡命か ?
周囲が亡命説を押す中、数......
知りすぎた女 (新潮文庫)
はい、ご存知、「苦しい時のフリーマントル頼み」です。
そして今回も期待を裏切りません。
このところのいろんなシリーズ物の範疇にはいらない完全な単独ものです。
ニューヨークが舞台。ひとりの会計士(と言......
シャーロック・ホームズの息子〈上〉 (新潮文庫)
時代背景は面白く、ホームズとワトソンの雰囲気はまずまず。しかし、マイクロフトのキャラクターは、ちょっとだめですね。で、肝心の息子の行動が父譲りというよりは、ジェームス・ボンドみたい。スパイだけど、本......
罠にかけられた男 (新潮文庫)
チャーリー・マフィン・シリーズの4作目です。チャーリーは前作に引き続きウィロビー・ジュニアの依頼を受けて、彼の経営する保険会社の為に働くことになります。今回の舞台はアメリカ。ロシア皇帝の切手コレクシ......
ユーロマフィア〈下〉 (新潮文庫)
ユーロ=ひとつのヨーロッパ、によってもたらされる自由は犯罪者にも当然平等である。まだまだつぎはぎだらけの『“理想国家”ユーロ』を舞台に犯罪集団はまさに自由に活動し、拡大している。ヨーロッパの裏社会、......
ユーロマフィア
ユーロ=ひとつのヨーロッパ、によってもたらされる自由は犯罪者にも当然平等である。まだまだつぎはぎだらけの『“理想国家”ユーロ』を舞台に犯罪集団はまさに自由に活動し、拡大している。ヨーロッパの裏社会、......
ユーロマフィア〈上〉 (新潮文庫)
ユーロ=ひとつのヨーロッパ、によってもたらされる自由は犯罪者にも当然平等である。まだまだつぎはぎだらけの『“理想国家”ユーロ』を舞台に犯罪集団はまさに自由に活動し、拡大している。ヨーロッパの裏社会、......
呼びだされた男 (新潮文庫)
チャーリー・マフィン・シリーズの3作目です。母国を裏切ってイギリス諜報部員を辞めたどころか、諜報部から追われる身となってしまったチャーリー・マフィンをどうやってスパイ小説の中で活躍させるのか。これは......
城壁に手をかけた男〈上〉 (新潮文庫)
〜チャーリー・マフィンについては「消されかけた男」をNHKのラジオドラマで知って以来、毎回読んでいます。フリーマントルの描くマフィンの世界は、敵味方の区別無く裏切りの連続。信用できるのは自分だけの壮......
城壁に手をかけた男〈下〉 (新潮文庫)
飽きないシリーズだよなぁ。いったい何作目になるのかね、チャーリー・マフィンシリーズ。
確かこれは、一冊も逃していないと思うね。
いつもながら思うのは、チャーリーを、読み出しの時には、情けない、さ......
精神分析入門 (上巻) (新潮文庫)
本書は、1915年から17年までウィーン大学で一般向けに行われた講義の内容が記録されたものです。
講義記録が纏められた本だけあって、河合先生の「カウンセリングを語る」シリーズの様に、他のフロイト本よ......
精神分析入門 下 新潮文庫 フ 7-4
下巻では神経症総論の続きと続精神分析入門が収められている。続精神分析入門で
は7講が収められているが、これは特に精神分析入門のように講義録のまとめのよう
な体裁をとっているが、実際には抗議録ではな......
モーセと一神教 (ちくま学芸文庫)
フロイトの遺書とも言っても過言では無いような、亡くなる直前に書かれた論文が収められた本です。
精神分析的な視点から、宗教や歴史について言明されています。
苦しい感じが文面から伝わってきて、彼はこれを......
夢判断 上 新潮文庫 フ 7-1
ジグムント・フロイトが1900年に著した本です。
彼は、自由連想法や夢の分析により、患者の抑圧された無意識の欲求が、夢や錯誤行為となって表れてくることを経験的に導き出しました。
原題は「Traum-......
人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス (光文社古典新訳文庫)
アインシュタインの手紙への返事から始まっているところが、とても興味深かった。
確かアインシュタインは「僕は精神分析なんか受けたくない。」と言っていたと思うけれど、その精神分析の開祖であるフロイトと往......
夢判断 下 新潮文庫 フ 7-2
フロイトの代表作「夢判断」シリーズの下巻。
やはり、精神分析を学ぶのであれば押さえておきたい本であると思う。
わたしにとっては難解な内容であったが、前も書いたように「夢と夢解釈」を先に読んでいたので......
エロス論集 (ちくま学芸文庫)
本書は、性とエロスについてのフロイトの論文が纏められたものである。
フロイトが著した各論文の所々に散りばめられた、エロスに関する言及が、きゅ−−っと濃縮されような感じ。
フロイトの入門書としてはどう......
幻想の未来,文化への不満 (光文社古典新訳文庫 Bフ 1-1)
「文化が発展したことの代価として、罪悪感が強まり、そのために人類の幸福が失われた」(269p)
中山元の訳によるフロイトの文明論集第1弾。今回収録されているのは、文化そのもの(文化といっても、わり......
フロイト全集 (8)
本書『機知』は、ベルクソンの『笑い』と並ぶ、笑い研究の古典。フロイトによれば、無意識下に抑圧されていたものが「ほのめかし」によって開示され、通常は抑圧のために使われていたエネルギーが瞬間的に放出され......
ヒトはなぜ戦争をするのか?―アインシュタインとフロイトの往復書簡
この本はアインシュタインが国連から「今最も大切なテーマについて誰を指名して意見を交換してもよい」という提案を受け、フロイトを選び、テーマに戦争を選んで交わされた2通に手紙をメインとした本である。後......
自我論集 (ちくま学芸文庫)
「自我」の役割についてよく分りました。
この論文は「フロイト全集17巻」にも収められているけれど訳がちょと違います。
翻訳された方が違うから当たり前ですけれど。
この中では特に、「快感原則の彼岸」......
精神分析学入門〈2〉 (中公クラシックス)
「精神分析学入門」の名前のとおり、入門に最適な本です。
初めて精神分析を学ぶ人は、この本から入ったほうがフロイトの思想が
スムーズに理解できると思います。
構成が良く、訳もうまいのでスラスラ読めます......
精神分析学入門〈1〉 (中公クラシックス)
精神分析学の祖、フロイト。お遊びの心理テストでも彼の学説がもとになっています。あやふやな知識ではなく、本家本元を読むことをお薦めします。こんなマンガがあったと思う。男が眠っている。名前を呼ぶが起きな......
自我と防衛
行動の元が性的衝動に基づくと言う理論にうんざりしていたので女性の解釈なら違うのかと期待したがこれも同じ様な解釈でうんざりしました。古い著作物なので同性愛者の心理に対する偏見も感じられる。過去にこうい......
フロイト全集 4 1900年 (4)
フロイトは単著としてはじめて出版した本。発刊された当初は100部ぐらいしか
売れなかったが、この本をきっかけにフロイトの下に将来の精神分析家が段々と集ま
るようになった。
フロイトの論文や本の......
フロイト著作集 第4巻 (4)
1901年のフロイトの「日常生活の精神病理学」という論文を
メインにして、錯誤行為について書かれた書物。
ジョークや失策行為、記憶違い、言い間違いなどからその人の無
意識のありように迫っていく理論......
ジャクソンのジレンマ
アイリス・マードックは「哲学者・小説家」と紹介されますが、より「小説家」だったのではないかと思います。根拠は、「哲学は小説執筆より難しい」とインタビューで語っていたから、というだけですが。天性の語り......
本をめぐる輪舞の果てに〈2〉
マティスのダンスのカバーに引かれ、最初はなんだか解らなかったのだど、登場人物の内面の描写がリアルに迫って来て結構楽しませてもらった作品でした。本は完成しなかったけどその才能を信じて投資した裕福な仲間......
本をめぐる輪舞の果てに〈1〉
学生時代にイタリアン・ガールを原初で読んで一気にマードック・ファンになりましたが、その後長年彼女の作品は読んでいませんでした。
今回久しぶりに、「輪舞」を日本語訳で読んだのですが、がっかりしました。......
悪の華 (新潮文庫)
フランス語のできない浅学の者の意見ですが、フランス象徴主義文学の先駆者にして、現代の「悲哀」をここまで壮絶に描いた詩集は無いと思います。注目すべきは、身の毛のよだつような情景描写の精緻なリアリズム。......
巴里の憂鬱 (新潮文庫)
初代ゆとり世代の俺には、旧字体や非常用の漢字が多くて読むのがチト辛かったが、
いろいろな趣の文が読めて良かった。寓話的な話あり、小話あり、特に意味も無さそうな詩的叙情文ありで、薄い冊子にてんこもりの......
ボードレール全詩集〈1〉悪の華、漂着物、新・悪の華 (ちくま文庫)
ボードレールの詩集をやっと読んでみた。それ以前の、詩集とボードレールとは、ある意味で一線を画しているといえる。ゲーテとかバイロンとか、その前の時代まで純粋に詩集と呼ばれているものとは明らかかに違うの......
ボードレール詩集 (新潮文庫)
後年の詩人に絶大な影響を与えたボードレールの生涯唯一の詩集「悪の華」、訳者の言葉の表現が少々古い気もするが、ランボオやロートレアモン好きな人なら絶対読むべし!...
悪の華 (岩波文庫 赤 537-1)
澁澤の卒論の担当だった鈴木信太郎さんの訳がよい。難解な言葉を使っているけれど、辞書を引いてでも読みたくなる魅力がある。特に「人殺しの酒」がいい(ここからボレルなんかを読みたくなるわけだが、国書刊行......
悪の華 (集英社文庫)
『悪の華』=《退廃的》。というイメージが強くて読みのがしていたのですが、実際に読んでみると、思ったよりもずっと《正統派》の詩集でした。汚れた世界の中で、失われた《美》と《真実》を探し求める魂の軌跡は......
人工楽園 (角川文庫クラシックス)
ドラッグ体験記といえばまず思い浮かぶ一人だと思います。初版が昭和30年ですので書体がかなり古めかしく、読みにくいです。後半はトマス・ド・クインシーの『鴉片常用者の告白』に沿った考察がなされています......
ドクトル・ジバゴ 2 (2)
『ところが、この穏和で、罪のない、ゆったりとした生活の流れが、一転、
血と号泣のただなかに叩きこまれて、だれもがひとしなみの狂気と兇暴に
とりつかれたように、時々刻々、休む間もない殺戮がくり返され、......
ドクトル・ジバゴ 1 (1)
自分が正義と信じていたものが、明日、全く否定されたらどう思うだろうか。
社会の価値観が次の日には180度変わっていたら、どう行動すればよいのか。
この作品は葬式の場面から始まる。ロシアの葬送の歌「......
車輪の下 (集英社文庫)
皆から優等生と言われ、家族のみならず町の期待を背負い、期待に応えるべく努力してきた少年ハンス。純粋の塊であった少年が挫折、失望、戸惑いの中で現実を目の当たりにし、新しい世界に身を置く決意をした矢先の......
庭仕事の愉しみ
ヘッセの本は高橋氏の訳本を多く読んで来たせいか、非常に読みにくく感じてしまった。
また時間を見つけてトライしてみようと思うのだが・・・。彼の作品をまったく読んだことはありませんが、その入門書としても......
ガラス玉演戯
高校生時代から、この作品読みたかったが、その時代にはまだ翻訳本無かったし、あっても理解できなかったと思います。読み始めたら、この作品はヘッセの多くの著書の中では異質な印象を持つ方多いいはずです。その......
人は成熟するにつれて若くなる
人は年を経るごとに失ってゆくものが多い。でもその代わりに気付いたり、感謝したりする事も増えてゆく。萎えた足、老いた体が見せてくれるのものは、道端の春であったり木々の間のきらめきでありそう遠くない日、......
デミアン (岩波文庫)
学校の教科書にヘッセの作品が載っており、興味を持ったのが始まりです。初めは有名な車輪の下を読むつもりだったのですが、内容を見てみるとこちらのほうが面白そうだったので、その時は軽い気持ちでこの本を手に......
愛することができる人は幸せだ
愛にまつわる断片や短編小説をまとめたもの。細かい心理描写はヘッセならではの技。耳が痛くなるような言葉もヘッセのメッセージはやさしい。そしてなるほど…と思わせる。何度でも読み返せる大切な一冊でもある。...
ヘッセの読書術
ヘッセの読書に対する思いをつづったエッセイ。読書のことだけでもこんなにもたくさんのことに思いがあふれているうえに、彼は書く人でもあります。彼の半端でない読書の量。本を愛する気持ち。ただただ感服してし......
ヘルマン・ヘッセ『雲』
空、雲。ヘッセの愛して止まない題材です。写真は、ヘッセ自身が撮ったものではありませんが、美しく、詩とも調和していると思います。自身の水彩画も掲載されております。「文字」以外に、手軽にヘッセに触れる事......
地獄は克服できる
この本のタイトルと表紙にある老年のヘッセの写真を見るだけでも生涯に渡って生きる事に苦悩し、鬱と不眠に悩まされ続けた人生を垣間見る事が出来るだろう。 本の内容は、ヘッセ自身の体験、著書、あるいは第3者......
車輪の下 (岩波文庫)
詰め込み教育というも(より広く言えば、大人が子供を押さえつけること)が多感な時期にいる青年にどのような影響を与えるのか、ということをヘルマン・ヘッセの実体験をもとに小説化された本。
エリート街道を......
青春彷徨(ペーター・カーメンチント) (岩波文庫)
青春といえば恋に学校だが、もうひとつ忘れていけないのは、友情。それを思い出させてくれる作品。燃えるような恋情に身を焦がすのは若いときしかできない(というわけでもないが、若いときに体験しやすい)が、同......
ヘッセ 魂の手紙―思春期の苦しみから老年の輝きへ
「車輪の下」で有名なヘッセの、少年期から、老年期までの手紙を厳選して紹介しています。とくに最初のほうの、学校を中退したヘッセがいろんな仕事をながら独学で自分を鍛えていく箇所は、感動的です。ひとつひと......
ヘッセからの手紙―混沌を生き抜くために
本書はヘッセの書簡集で、友人や家族や読者に宛てた181通の手紙が掲載されている。なかにはロマン・ロランやトーマス・マン、シュテファン・ツヴァイクなどへの手紙も含まれているが、無名の真摯な読者に対する......
幸福論 (新潮文庫)
いままでヘッセの作品を読んだことのない人にはお勧めしません。
ヘッセの晩年の短編集でもあり、作品の中には過去の自分の作品を振り返っているところもあります。
なので、「車輪の下」や「デミアン」を読まれ......
シッダールタ
人間が、自ら持つエネルギーのほとんどを注ぎ込む怒りや憎しみ、さらには恐れや不安。学校や道徳教育の中においてではなく、あらゆる汚れや罪を実体験として経験し、絶望の中をさまようことによってはじめて、シ......
色彩の魔術―ヘッセ画文集 (同時代ライブラリー)
本の中に散りばめられたヘッセの絵は、素朴でシンプルで、なおかつ堂々としていて、でもほっと息がつけるという感じ。ただ、絵を眺めているだけでも、ヘッセワールドに近づけるような気がします。そして、その絵を......
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プロポリス
プロポリスは一級品であるユーカリ種のプロポリス原塊より抽出!抗ウィルスに優れたこだわりユーカリ系、プロポリス・ローヤルゼリー・はちみつをオーストラリアから通信販売。アトピーにもお試し下さい。
プロポリスは一級品であるユーカリ種のプロポリス原塊より抽出!抗ウィルスに優れたこだわりユーカリ系、プロポリス・ローヤルゼリー・はちみつをオーストラリアから通信販売。アトピーにもお試し下さい。
脂肪吸引
当院では 脂肪吸引・豊胸・バストアップ・プチ整形・サーマクール・脂肪注入・永久脱毛(レーザー脱毛・絶縁針(電気)脱毛)、シワ・たるみ・しみ等スキンケア治療、ボトックス、サブQ、フォトRF、美容形成外科・痩身、メソセラピー、スキンケア等幅広い治療を行います。
当院では 脂肪吸引・豊胸・バストアップ・プチ整形・サーマクール・脂肪注入・永久脱毛(レーザー脱毛・絶縁針(電気)脱毛)、シワ・たるみ・しみ等スキンケア治療、ボトックス、サブQ、フォトRF、美容形成外科・痩身、メソセラピー、スキンケア等幅広い治療を行います。
マヌカハニー
マヌカハニー(ピロリ菌に有効な注目商品)、プロポリス、ローヤルゼリー、など、全品にニュージーランド環境保健研究所の活性度試験分析書が送付されUMF値が確認できる唯一の活性マヌカハニーの最高峰UMF30。 300名様以上に及ぶ愛用者の声をご参照ください。
マヌカハニー(ピロリ菌に有効な注目商品)、プロポリス、ローヤルゼリー、など、全品にニュージーランド環境保健研究所の活性度試験分析書が送付されUMF値が確認できる唯一の活性マヌカハニーの最高峰UMF30。 300名様以上に及ぶ愛用者の声をご参照ください。